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母乳育児の基本 子育て現役ママの楽チンおっぱいのススメ おっぱい育児のいいところ おっぱいには秘密がいっぱい。私たちが実感したおっぱいのいいところとは?

1. 赤ちゃんがとってもかわいらしく思えます。
親子の一番自然なスキンシップです。自分の胸の中で安心しきって、おっぱいを飲む姿は何にも代えがたいかわいらしさ。泣いていた赤ちゃんが不思議なくらい穏やかになります。


2. 母乳は赤ちゃんのためのオーダーメイド
初乳は、赤ちゃんを病気から守る免疫物質がたくさん含まれていて、2週目以降のおっぱいは脳の発達を促すような成分になっています。一回の授乳中にも味は変化していて、出始めは脂肪が少なく淡白で食がすすみ、飲んでいるうちに、脂肪が増え満足しておっぱいをおえます。また早産をしたお母さんのおっぱいは、普通より脂肪濃度が高く、たんぱく質やナトリウムの量も多くなっているそうです。(早産した場合は)未熟に生まれた赤ちゃんの成長を助けるために、母乳の成分が自然に調整されているのです。


3. 赤ちゃんを守る免疫物質がいっぱい
初乳には分泌型免疫グロブリンAという免疫物質が豊富に含まれています。
分泌型免疫グロブリンAは赤ちゃんの胃や腸の粘膜に広がって、粘膜の表面を膜で覆ったような状態にして、細菌やウィルス、アレルギーの原因物質の侵入を防ぎます。
分泌型免疫グロブリンAやその他の免疫物質は初乳にだけでなく、その後の母乳にも含まれています。初乳に比べると濃度は薄くなりますが、赤ちゃんの飲む量が増えるので、1日の摂取量は初乳と差はないといわれています。これは粉ミルクでは、かなわない利点です。


4. おっぱいはアレルギー予防にも役立ちます。
アレルギーを予防するにはなるべく異物を入れないことですが、母乳は赤ちゃんにとって異質なものが少ないのでアレルギー反応が起こる可能性が低いのです。それに対して粉ミルクは異種タンパクなので、抗体をつくりアレルギー反応をおこしやすくなります。母乳中に含まれる免疫物質もアレルギー反応を予防します。


5. 赤ちゃんの体調や様子がすぐにわかります。

いつもおっぱいをあげていると口の中の温度で熱が出た時もすぐにわかるし、飲み方などで体調の変化に気づきやすい。赤ちゃんを見る回数も増えるので、トラブルがあった時にもすぐ対応できます。
離乳食を始めた赤ちゃんが、体調を崩し何も食べられないときでも、おっぱいだけは飲んでくれることが多いので病気の時も安心です。


6. 赤ちゃんの脳やあごの発育に役立ちます。
赤ちゃんはおっぱいを飲むとき、ただ吸っているのではなく、あごの上下運動によって飲んでいます。母乳を続けることで自然にあごの発達をうながし、歯並びもよくなります。
あごを動かす刺激が脳に伝わり、脳の発達を活発化します。


7. おっぱいは準備いらずでとても楽チン
赤ちゃんが泣き出したらすぐに口に含ませることができるので、赤ちゃんを待たせることがなく、母子ともにストレスが少なくてすみます。


8. ゴミがでないし、経済的。買い物の必要もありません

粉ミルクの調乳方法の通りに授乳すると、生後3ヶ月の頃で、1週間で980g入りのミルクの大缶を1缶使う計算になります。実際は飲み残しを捨てるので、1週間もたないことが多いです。2,000円前後で販売されていますが、経済的にも、買い物の手間を考えても負担は大きくなります。


9. おっぱいをあげているとお母さんが元気になります!

赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、ホルモンがでて、子宮が収縮し産後の回復を早めます。お母さんもおっぱいをあげることで血行がよくなり、代謝が促進され、調子がよくなります。母乳を充分に飲ませた女性は乳がんにかかる人が少ないと言われています。おっぱいをあげることで、カロリーを消費するので、産後のシェイプアップにも効果的です。もともと、妊娠中に体重がふえるのは、産後に母乳をあげるための蓄えなので、母乳をあげないと余分な脂肪はなかなか消費されないのですが、母乳なら蓄えた脂肪はおっぱいとして消費されていきます。
 
[母乳育児の基本]
1 おっぱい育児のいいところ
2 母乳とミルクの違い
3 おっぱいライフのスタート
4 おっぱいの時の抱っこ
5 暮らしの中で気をつけること
  ・おっぱいライフの知恵
6 トラブルについて
  ・家でできる手当て
7 おっぱいと食事
8 おっぱいにやさしい献立 春
  おっぱいにやさしい献立 夏
  おっぱいにやさしい献立 秋
  おっぱいにやさしい献立 冬


資料(1)
ユニセフ&WHОが定めた母乳育児を成功させるための10ヵ条
この10ヵ条は、お母さんが赤ちゃんを母乳で育てられるように、産科施設とそこで働く職員が実行すべきことを具体的に示したものです。
1.母乳育児推進の方針を文書にして、すべての関係職員がいつでも確認できるようにしましょう。
2.この方針を実施するうえで必要な知識と技術をすべての関係職員に指導しましょう。
3.すべての妊婦さんに母乳で育てる利点とその方法を教えましょう。
4.お母さんを助けて、分娩後30分以内に赤ちゃんに母乳をあげるようにしましょう。
5.母乳の飲ませ方をお母さんに実地に指導しましょう。また、もし赤ちゃんをお母さんから離して収容しなければならない場合にも、お母さんに母乳の分泌維持の方法を教えましょう。
6.医学的に必要でない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう。
7.お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を実施しましょう。
8.赤ちゃんがほしがるときは、いつでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。
9.母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう。
10.母乳で育てているお母さんのための支援グループ作りを助け、お母さんが退院するときにそれらのグループを紹介しましょう。

●ユニセフとWHOは、1989年に「母乳育児の保護、推進、そして支援ー産科施設の特別な役割」と題する共同声明を発表し、世界のすべての産科施設に対して「母乳育児を成功させるための10ヵ条」を守るように呼びかけた。また、1991年には、「10ヵ条」を完全に実施する産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」に認定する制度を設けた。

主催/ユニセフ(国連児童基金),WHO(世界保健機関)
後援/厚生労働省
     
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