赤ちゃんと絆を育む8つの知恵
NPOアタッチメント・ペアレンティング・インターナショナル(API 本部・米ナッシュビル)は、赤ちゃんとその世話をする大人との絆を育むことの大切さと、そのための子育ての知恵を「アタッチメント・ペアレンティング」と呼び、そのメリットを専門家による学問的な裏づけとともに、多くの親たちに伝えてきました。
母乳育児やお母さん自身の勘を何よりも大切にするなど、私たちNPO法人自然育児友の会の活動と沢山の共通点があります。
2005年6月、愛・地球博「地球市民村」に協働して「赤ちゃんと絆」館を出展することをきっかけに、私たち日米2つの子育て支援NPOの交流がはじまっています。
「赤ちゃんと絆」館で、私たち自然育児友の会とアタッチメント・ペアレンティング・インターナショナルがお母さん、お父さん、そしてすべての大人に伝えたい、赤ちゃんを育てるために大切な事柄は、下記の8つのポイントに集約されています。赤ちゃんの要求を理解し親子の絆を育むためのガイドラインとしてどうぞ参考にしてくださいね。
アタッチメントとは
アタッチメントとは、一歳前後の赤ちゃんが自分の世話する人(多くの場合は母親)に向ける強い愛情のように、
人が特定の他者に対して形成する愛情と絆のことをいいます。様々な研究結果から、子どもの心身・知性・精神面での発達に影響を及ぼすとされています。
アタッチメントを形成することにより、子どもは、他者、そして自分自身への信頼感をもち、周りの人々とも信頼感をベースに関わることができます。
成長してからも、バランスがとれた人間関係を築くことができるとされています。
-----
EXTENDED BODY:
-----
EXCERPT:
-----
KEYWORDS:
アタッチメント・ペアレンティングとは?
アタッチメント・ペアレンティングは、赤ちゃんと両親の間に、健康的で強い愛情と絆=アタッチメントを育むための理論とそのタ践方法です。赤ちゃんからの様々な欲求の合図に、親が優しく応える相互作用を繰り返すことにより、赤ちゃんは自分の欲求が満たされ安心し、自分を世話する人への信頼感も生まれていくのです。アタッチメント・ペアレンティングは、決して新しい考えではありません。様々な文化圏で母親から母親へと伝えられてきた伝統的な子育ての知恵と共通しています。
アタッチメント・ペアレンティング・インターナショナル
[APIについて]
アメリカの子育て支援NPOアタッチメント・ペアレンティング・インターナショナルは、共にラ・レーチェリーグのリーダーとして活動してきた
バーバラ・ニコルソンさん(現・理事長:アタッチメント・サイクル)と
リサ・パーカーさん(現・事務局長: 沖縄から学んだこと)の二人が、
自分たちの子育ての経験から、幼い頃にきちんと親子の絆・信頼関係をしっかりと育むことが、よりよい社会をつくる一番の近道だと考え、1994年に、
地元ナッシュビルに設立した。設立前後の数年間は、二人で、そうした彼女たちの考えを裏付ける研究結果を探し、全米の専門家たちを訪ねたという。
●現在は、アタッチメント・ペアレンティングについての情報提供、両親のためのサポート・グループの運営(アメリカと海外に、約80のグループがある)、
そして専門家とのネットワーキングの3つを活動の柱としている。
●リーダー役のお母さんたちが、ボランティアとしてゥ宅で月に一回程、サポート・グループの例会を開いている。例会では、リーダーからの情報提供はもちろんのこと、
参加メが互いの子育て中の悩みを語り合い、聞き合うことが基本となっている。APIでは、昨年から、リーダーへの研修を充タさせようと様々な試みを行っており、
年に2回、2地域でリーダー研修を行っている。自然育児友の会でも、今後、リーダー研修制度に取り組んでいく際に、参考にさせていただく予定。
●会をサポートする専門家には、日本でもおなじみのシアーズ博士夫妻他、アメリカの著名な小児科医、児童精神科医、心理療法家の名前がずらりと並んでいる。
?絆づくりはお産の準備から
Preparation for Childbirth
赤ちゃんとの絆づくりは、赤ちゃんがお腹にいるときからはじまっています。どのようなお産をしたいのか、どんなサポートが必要となるのか、妊娠中から積極的に情報をあつめ、納得がいくお産をしましょう。産む人が、主体的に考えて選んだお産は、母親にとっても、赤ちゃんにとっても、いい経験となるでしょう。
続きを読む "?絆づくりはお産の準備から"




