2011年

放射の汚染を考える
今 お母さんができること

東日本大震災からちょうど3カ月。
あの日、私たちは、会報はる号『いちばんの専門家はお母さん!』の発送作業を事務局で行っていました。
ネットから伝わる被災地の被害の大きさに驚き、東北の仲間たちはどうしているのか…。本当に心配な日々が続きました。被災地に住む会員の皆さんの無事を確認できたのは、震災の日から10日ほどたった時でした。

首都圏にいる私たちも、福島第一原発事故の被災地であったこと、事故が簡単には収束しないことを、ようやく現実として受け入れつつあります。この間、不幸中の幸いですが、25年前のチェルノブイリ事故等の経験から、子どもを放射能から守るための色々な対策や知恵があることを、私たちは知ることができました。その多くが、自然育児友の会が長年大切にお母さんからお母さんへと伝えあってきた食や暮らしの知恵と重なっていることに、私たちは不思議な感慨をもちました。放射能汚染の実態が明らかになりつつある今、大切なのは、知っているだけではなく、実際に行動に移すことです。この特集を読んだお母さんが、一人でも多く、子どもを放射能から守るために動きだしてくださることを心から祈っています。

この会報を、前号とは異なる状況、異なる場所で受け取る方もいらっしゃると思います。大切な肉親を亡くされた方、今もまだ肉親を探されている方、ふるさとから離れなくてはならなかった方…。今も多くの方が、先の見えない不安の中にいることを忘れず、思いを寄せながら、この特集をお届けします。

2011なつ号 255号<もくじ>

■特集 6
放射の汚染を考える~今 お母さんができること

■連載
フォトエッセイ「シャッターの動機」橋本和典 2

Mother to Mother
~「もったいない」~エコを意識しながらクラス
アズマカナコ 4

ママの手は魔法の手
~整体的な季節の手当て術 20

ふろしき王子のなみぬい工房
~第三回 防災特別編 24

子どもたちに未来はあるか
~真弓定夫先生に聞く、震災と原発事故後のこと 26

はっぱろ~れん
~旅する日々 九州宮崎にて 29

みんなおやつだよー!
~大切なもの① 30

あそぶこと まなぶこと
~自ら動くこと、みんなで作り上げること 32

■情報コーナー
各地のお茶会情報 このゆびと~まれ 34
スタッフだより 39
自然育児友の会主催の講座・イベント情報 40
インフォメーション 43
アースデイ東京2011のご報告 45