2012年

2012年なつ号 【特集】子どもを被ばくから守るための放射能対策

#259

なつ号の特集は、
「こどもみらい測定所に聞いた放射能対策のこと」です。

 東日本大震災から1年以上が経過しました。地震と津波の被害だけでも甚大だった上に、輪をかけるように起こった原発事故…。小さな子どもたちを抱えて、みなさん、どれだけ途方に暮れたことでしょうか。

 住んでいた土地で引き続き生活することにした方、新たな地へと居を移した方、食や放射能について懸命に勉強し、対策を講じていらっしゃる方。直接的な被害のなかった西日本では、母子を受け入れる活動をしてる方もいますし、日頃の食のありがたみを実感するようになったという方もいらっしゃいます。誰に話を聞いても、それぞれの選択がどれも尊く、とても重みがあると感じます。

 今もまだ、悩み、問い続けているお母さんが大勢いると思いますし、それは当然のことです。でもあれから1年半が経過し、少しずつ冷静に、これからの暮らしを考えられるようにはなってきているのではないでしょうか。

 自然育児友の会は、2011年7月に発足した「放射能から子どもを守る全国ネットワーク」と協力体制をとり、放射能問題に関連するさまざまな活動を行なってきました。その全国ネットワークの大きな活動のひとつとして、2011年12月に自然育児友の会の事務所がある、国分寺のカフェスロー隣に市民放射能測定所「こどもみらい測定所」がオープンしました。今号では、こどもみらい測定所を運営する石丸さんと前田さんに、実際に測定を続ける中でわかってきたこと、それらを踏まえた実践しやすい放射能対策についてお話していただきました。